海域アジア・オセアニア研究
Maritime Asian and Pacific Studies
東洋大学拠点

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【開催案内】4月27日―2026年度第1回白山人類学定例研究会開催のお知らせ

【開催案内】4月27日―2026年度第1回白山人類学定例研究会開催のお知らせ

2026.4.17

お知らせ研究活動 New


2026年4月27日(月)に、本拠点との共催で2026年度第1回白山人類学定例研究会を実施します。

参加をご希望の方は、詳細をご確認のうえ下記のフォームから参加登録をお願いいたします。

 

 

【開催案内】

 

■開催日時:2026年4月27日(月)18:00~

■開催形式:Zoomを使用したオンラインと対面とのハイフレックス方式にて開催いたします。
アクセス用のリンクについては、参加登録者に会当日までにご連絡いたします。
開始の5~10分前にログインしてください。

■対面会場:東洋大学 白山キャンパス 第1会議室(2号館3階)
https://www.toyo.ac.jp/nyushi/about/campus/hakusan/

■参加登録:https://forms.gle/tbDF6WaoeVE3aX658

 


【発表概要】

 

□発表者:朴苑善(東洋大学)

□発表題目:
「タイ国チェンマイにおけるタイヤイの若者のアソシエーション活動――日常実践を通じた関係性と自己理解の生成」

□要旨:
 本発表は、タイ国北部チェンマイにおけるタイヤイの若者のアソシエーション活動に注目し、日常的な実践を通じて関係性の構築と自己理解がいかに生成されるのかを明らかにすることを目的とする。これまでの研究は、儀礼や祭りといった非日常的で象徴性の高い実践を通じた文化の再生産に焦点を当ててきたが、本発表では、言語学習や余暇活動といった日常的な活動に着目する。
 フィールド調査に基づき、移住背景や生活経験の異なる若者たちが参加するアソシエーション内部の相互作用を分析することで、そこに相互補完的な関係性が形成されていることを示す。さらに、移民第1.5世代および第2世代の事例を通じて、同世代の他者との対話や交流のなかで、文化的記憶や歴史認識が再解釈され、自己理解が更新されていく過程を明らかにする。
 以上の検討を通じて、アソシエーションは文化の一方向的な継承の場ではなく、若者たちが相互に学び合いながら関係性と自己理解を生成していく実践の場として機能していることを論じる。

 

※本研究会は、人間文化研究機構海域アジア・オセアニア研究(MAPS)東洋大学拠点との共催です。
※白山人類学研究会の詳細は、研究会HPよりご覧いただけます。