調査レポート「ブトン島・ムナ島調査報告」の公開
2023.10.12
研究活動
本レポートは、2023年9月6日から9月10日にかけて、インドネシア共和国南東スラウェシ州にて実施された現地調査の成果を一部抜粋したものです。
ブトン島・ムナ島調査報告
文筆:太田淳(慶應義塾大学)
9月5日
Fort Somba Opu(ソンバ・オプ要塞)
オランダ東インド会社がマカッサルを制圧した1669年まで、マカッサルを中心にスラ……
調査レポート「マカッサルの中元普渡節行事観察記―龍顕宮仙媽廟」の公開
2023.10.12
研究活動
本レポートは、2023年8月30日から9月6日にかけて、インドネシア共和国南スラウェシ州にて実施された現地調査の成果を一部抜粋したものです。
マカッサルの中元普渡節行事観察記―龍顕宮仙媽廟
文筆:津田浩司(東京大学)
ジャカルタから南スラウェシ州都マカッサル市に降り立った2023年8月30日は、旧暦では七月十五日に当たる。この日の前後には、各……
インドネシア共和国中スラウェシ州で現地調査を実施しました
2023.9.15
研究活動
2023年9月11日から15日にかけて、インドネシア共和国中スラウェシ州のトリトリ県にて現地調査を実施しました。現地調査には、長津一史教授(東洋大学拠点代表)および中野真備特別研究助手(NIHU・東洋大学拠点研究員)が参加しました。同県ではバジャウ人の多く住む複数集落を訪問し、民族の混淆状況や集落の形成史、生業などについて聞き取り調査をおこないました。
クローブ栽培が盛んなラ……
インドネシア共和国南東スラウェシ州で現地調査を実施しました
2023.9.10
研究活動
2023年9月6日から9月10日にかけて、インドネシア共和国南東スラウェシ州のブトン島およびムナ島にて現地調査を実施しました。現地調査には、長津一史教授(東洋大学拠点代表)、太田淳教授(慶應義塾大学)、中野真備特別研究助手(NIHU・東洋大学拠点研究員)のほか、Benny Baskara氏(ハルオレオ大学)が研究協力者として参加しました。ブトン島では、ブトン王国が築いたウォリオ城砦や、歴代スルタン……
インドネシア共和国南スラウェシ州で現地調査を実施しました
2023.9.6
研究活動
2023年8月30日から9月6日にかけて、インドネシア共和国南スラウェシ州のマカッサル市、ボネ県、シンジャイ県にて現地調査を実施しました。現地調査には、長津一史教授(東洋大学拠点代表)、津田浩司教授(東京大学)、中野真備特別研究助手(NIHU・東洋大学拠点研究員)のほか、Benny Baskara氏(ハルオレオ大学)が研究協力者として参加しました。マカッサル市では、龍顕宮仙媽廟でおこなわれた中元普……
【開催案内】JSSEAS-MAPS共催研究集会 Southeast Asia as Critical Crossroads: Dialogue with Anthony Reid
2023.7.3
お知らせ研究活動
2023年7月22日(土)・7月23日(日)に、東南アジア史研究者アンソニー・リード氏を招いて以下の研究集会を開催します。ご関心のある方はぜひ、7月10日までに下記のリンクから参加登録の上ご参加ください
日時:7月22日(土)・7月23日(日)
会場:東洋大学白山キャンパス(アクセス:https://www.toyo.ac.jp/about/access/hakusan/)
開催形態:対……
ソロモン諸島マライタおよびガダルカナルで現地調査を実施しました
2023.2.13
研究活動
2023年2月13日〜3月11日にかけて、竹川大介教授(北九州市立大学・研究分担者)がソロモン諸島マライタ島南部で現地調査等をおこないました。村落コミュニティの政治的主権が強いメラネシア地域におけるローカル・ガバナンスとレジリエンスに関する研究が竹川教授の主なテーマとなります。数年来継続調査をおこなっている村落内で起きた政治的葛藤に関する事後経過の調査、および地球温暖化による海面上昇に対して村の水……
宮城県仙台市・石巻市・気仙沼市で現地調査を実施しました
2022.9.16
研究活動
2022年9月16〜19日にかけて、中野真備特別研究助手(NIHU・東洋大学拠点研究員)が宮城県仙台市・石巻市・気仙沼市で被災後の海域社会に関する現地調査を実施しました。
仙台市若林区荒浜の荒浜小学校は、閉校後に震災遺構として残され、津波の威力を物語る生々しい傷跡が残されています。
震災遺構荒浜小学校(2022年9月16日 撮影:中野真備)
石巻市雄勝町浪板地区では、震災……
インドネシア共和国中スラウェシ州バンガイ諸島で現地調査を実施しました
2022.9.8
研究活動
2022年9月8〜7日にかけて、中野真備特別研究助手(NIHU・東洋大学拠点研究員)がインドネシア共和国中スラウェシ州バンガイ諸島で現地調査をおこないました。バンガイ諸島は2000年5月に地震・津波が発生し、沿岸集落が流されるなどの被害を受けました。
一部の集落では、防潮堤の建設が進められています。ペレン島およびバンガイ島では防潮堤や災害時の避難路などを視察し、バジャウ人の海産物採捕などについて……
インドネシア共和国中スラウェシ州パル市で現地調査を実施しました
2022.9.6
研究活動
2022年9月6日〜7日にかけて、インドネシア共和国中スラウェシ州パル市で被災状況や復興過程についての現地調査をおこないました。長津一史教授(東洋大学拠点代表)および中野真備特別研究助手(NIHU・東洋大学拠点研究員)が参加しました。パル市は2018年9月28日にマグニチュード7.5を記録したスラウェシ島地震の被災地であり、世界でも例のない大規模な液状化現象の被害が発生した地域です。パル湾沿岸部に……