【開催報告】白山人類学研究会 第16回研究フォーラムを開催しました

2024.12.22
研究活動
人間文化研究機構グローバル地域研究事業海域アジア・オセアニア研究(MAPS)東洋大学拠点は、下記の通り白山人類学研究会 第16回研究フォーラムを開催いたしました。
本フォーラムでは、日本と台湾における移民労働者のうちインドネシア人に焦点をおき、かれらと地域社会との関係を、日常生活における共生(ないし非共生)に焦点をあて、インドネシア側の法制度とその影響、日本のインドネシア人移民労働者と地域社会、台湾のインドネシア人移民労働者と地域社会の視点からそれぞれ発表されました。
2名のコメントをふまえ、総合討論では特に、多文化共生をあらためて検討し直す必要性や、移民労働者と地域社会が関係をつくるうえでの距離感の難しさなどについて、活発な議論が交わされました。
なお、本研究フォーラムは、科研費基盤研究(C) 「『みえる』移民、『みえない』移民―漁船、水産加工、魚食とインドネシア人」(代表:間瀬朋子)、人間文化研究機構・グローバル地域研究プロジェクト「海域アジア・オセアニア」東洋大学拠点(代表:長津一史)、井上円了記念研究助成「帰還移民の社会的再統合に関する比較研究」(代表同)、科研費基盤研究(B)「津波常襲地における海辺居住のレジリエンス」(代表同)との共催です。
発表の様子
(2024年12月21日 撮影:中野真備)
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