【開催報告】2024年1月21日(日)MAPS第1回若手研究者集会を開催しました
2024.1.29
研究活動
人間文化研究機構グローバル地域研究事業海域アジア・オセアニア研究プロジェクト(MAPS)東洋大学拠点では、2024年1月21日(日)に第1回若手研究者集会「アジア・オセアニアから考える移動・災害・海域社会」を開催しました。
発表者および各題目は下記の通りです。
・明星つきこ(金沢大学人間社会研究域客員研究員)
「回遊する船大工—南スラウェシの船づくりから海域社会の流動性を考える—」
・中島咲寧(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程)
「ベンガル湾海域世界の今日的動態:マレーシアにおけるタミル系ムスリム社会の多配列的構成に着目して」
・大村優介(東京外国語大学機関研究員)
「根なし草的な生の脆弱性と適応〜ラオス・タイの複数の都市を移動してきた個人の進行中のライフヒストリーに基づく研究〜」
・木村彩音(神戸大学大学院国際文化学研究科博士課程/日本学術振興会特別研究員DC2)
「海を超えて連関する人々:オーストラリアトレス海峡諸島の木曜島における多様な集団の混淆から」
・土田亮(日本学術振興会特別研究員PD/東京大学大学院総合文化研究科)
「洪水の街を生きるオルタナティブなロジック:スリランカ・ラトゥナプラ市における宝石産業の調査に向けた予備検討」
・藤井真一(国立民族学博物館超域フィールド科学研究部助教)
「水害のリスクと生存戦略—ソロモン諸島ガダルカナル島の日常生活の構成」
6名の発表者による報告後、4名の各拠点助教を交えてラウンドテーブルを実施しました。
京都大学拠点・佐野文哉(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科客員研究員)
東洋大学拠点・中野真備(東洋大学アジア文化研究所特別研究助手)
国立民族学博物館拠点・門馬一平(国立民族学博物館MAPS特任助教)
東京都立大学拠点・横田浩一(東京都立大学客員研究員)
最後に東洋大学拠点代表・長津一史教授より総括のコメントをいただきました。
発表の様子
(2024年1月21日 撮影:中野真備)
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