2022年8月29日から9月3日にかけて、インドネシア共和国スラヤール諸島県のスラヤール島、ラジュニ島、タルパ島にて現地調査を実施しました。
現地調査には、拠点代表の長津一史教授（東洋大学拠点代表）および中野真備特別研究助手（NIHU・東洋大学拠点研究員）のほか、Dedi Supriadi Adhuri氏（インドネシア国立研究革新庁BRIN）およびNur Abu氏（ムハマディア大学ソロン校）が研究協力者として参加しました。
スラヤール島では、水産局職員や海産物仲買業者に聞き取り調査をおこなったほか、古代ベトナムのドンソン文化の伝播を示すドンソン銅鼓などの展示を見学しました。
バジャウ人が多く居住しているラジュニ島、タルパ島はタカ・ボネラテ国立公園内に位置します。
ラジュニ島、タルパ島では、同島のブギス人やバジャウ人の歴史、漁撈活動、海域ネットワークなどについて聞き取り調査をおこないました。

ラジュニ島に停泊して魚の塩干しをおこなう漁船
（2022年8月31日　撮影：中野真備）

（文筆：中野真備）

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