インドネシア共和国中スラウェシ州パル市で現地調査を実施しました
2022.9.6
研究活動
2022年9月6日〜7日にかけて、インドネシア共和国中スラウェシ州パル市で被災状況や復興過程についての現地調査をおこないました。
長津一史教授(東洋大学拠点代表)および中野真備特別研究助手(NIHU・東洋大学拠点研究員)が参加しました。
パル市は2018年9月28日にマグニチュード7.5を記録したスラウェシ島地震の被災地であり、世界でも例のない大規模な液状化現象の被害が発生した地域です。
パル湾沿岸部には震災遺構が生々しく残り、また液状化現象の発生した地域では家屋やモスクが半分近く土砂に埋まっているところもありました。
沿岸部には巨石を積み上げた防潮堤が建設されていました。
パル湾の防潮堤建設と橋の移転工事(左奥)
(2022年8月6日 撮影:中野真備)
(文筆:中野真備)
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