インドネシア共和国南スラウェシ州で現地調査を実施しました
2023.9.6
研究活動
2023年8月30日から9月6日にかけて、インドネシア共和国南スラウェシ州のマカッサル市、ボネ県、シンジャイ県にて現地調査を実施しました。
現地調査には、長津一史教授(東洋大学拠点代表)、津田浩司教授(東京大学)、中野真備特別研究助手(NIHU・東洋大学拠点研究員)のほか、Benny Baskara氏(ハルオレオ大学)が研究協力者として参加しました。
マカッサル市では、龍顕宮仙媽廟でおこなわれた中元普渡節儀礼を見学して参加者の華人らに聞き取り調査をおこないました。ボネ県ではバジョエ港周辺を訪問し、バジャウ人の儀礼や口頭伝承、移住や集落形成の過程等について聞き取り調査をおこないました。シンジャイ県ではカナロ島およびカンブノ島を訪問し、同島のブギス人やバジャウ人のアイデンティティ形成や言語的特徴等について聞き取り調査をおこないました。
マカッサル市の仙媽廟でおこなわれた中元普渡節儀礼
(2023年8月30日 撮影:中野真備)
海藻養殖が盛んなカナロ島
(2023年9月3日 撮影:中野真備)
(文筆:中野真備)
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