海域アジア・オセアニア研究
Maritime Asian and Pacific Studies
東洋大学拠点

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インドネシア共和国南東スラウェシ州で現地調査を実施しました

インドネシア共和国南東スラウェシ州で現地調査を実施しました

2023.9.10

研究活動


2023年9月6日から9月10日にかけて、インドネシア共和国南東スラウェシ州のブトン島およびムナ島にて現地調査を実施しました。
現地調査には、長津一史教授(東洋大学拠点代表)、太田淳教授(慶應義塾大学)、中野真備特別研究助手(NIHU・東洋大学拠点研究員)のほか、Benny Baskara氏(ハルオレオ大学)が研究協力者として参加しました。
ブトン島では、ブトン王国が築いたウォリオ城砦や、歴代スルタンの写真や遺品が展示されるウォリオ文化センターを訪問しました。ムナ島では、ムナ王国の歴代国王に関する写真や遺品が展示されるバルガノ・ウナ博物館を訪問したほか、バジャウ人が多く居住するバンコ村を訪問して漁撈活動や言語的特徴、儀礼などに関する聞き取り調査をおこないました。

 

ブトン島のウォリオ城塞
(2023年9月7日 撮影:長津一史)

 

カニ籠漁の準備をするバンコ村の漁師
(2023年9月9日 撮影:中野真備)

(文筆:中野真備)

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