太田淳 共監訳『世界史のなかの東南アジア-歴史を変える交差路』上・下巻が出版されました
2021.12.10
出版情報日本語
名古屋大学出版会
『世界史のなかの東南アジア-歴史を変える交差路』上・下巻
太田淳・長田紀之(監訳)、青山和佳・今村真央・蓮田隆志(訳)
A5, 上巻398頁,下巻386頁
ISBN:978481581051(上巻)、19784815810528(下巻)
発行年月:2021/12
上下巻とも本体:3,600円(税込3,960円)
世界史を動かし続けた東南アジアを、先史から現代までの全体史として描く、第一人者による決定版。上巻では、近世=初期近代へと至る展開を各国史や大陸/島嶼の区別をこえた一貫した視点でとらえ、環境、宗教、ジェンダー、商業などから、豊かな多様性を生み出す人びとの姿に迫る。下巻では、植民地支配をこえて独自の国民国家が生成する激動の過程を、消費文化やジェンダー、知的交流などの視点もまじえて示し、多様性を乗りこなす知恵と現代の発展を含蓄豊かに描き出す。
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