海域アジア・オセアニア研究
Maritime Asian and Pacific Studies
東洋大学拠点

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【研究会報告】2026年度第3回白山人類学定例研究会を開催しました。

【研究会報告】2026年度第3回白山人類学定例研究会を開催しました。

2026.7.9

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2026年6月22日に、東洋大学白山キャンパスにて白山人類学定例研究会を開催しました。

本研究会は、白山人類学研究会とNIHU・MAPS東洋大学拠点との共催で実施されています。


今年度3回目となる研究会では、藤井真一さん(国立民族学博物館)にご発表いただきました。

研究会概要および発表要旨は、白山人類学研究会HPからご覧いただけます。

 

ご発表では、統計資料を含む文献調査と最新のインタビュー調査をもとに、ソロモン諸島国内のマイノリティ集団であるキリバス系住民の移住史とかれらの移動の経験について、ご発表いただきました。植民地期や内戦を経て、複雑に入り組んだソロモン諸島における人びとの移住や移動の変遷が丁寧に整理され、これまで看過されてきた当該国における多様な人びとの移動について新たな側面が示されました。

 

続く質疑応答では、内戦により一度は居住地からの退避を経験した住民が帰還する際の土地を巡る法的・政治的側面や儀礼的側面についての質問がなされました。本研究会では、キリバス系住民の移住史をとおして、人びとの移動に伴う戦略的選択や政治・経済的交渉、その過程における儀礼の役割など、移住や移動に関わる複数の論点について検討され、非常に活発な議論が行われました。

 

次回の研究会は、7月13日にオンラインでの開催予定です。詳細は、本ウェブサイトおよび白山人類学研究会HPにてご案内いたします。