人間文化研究機構グローバル地域研究事業海域アジア・オセアニア研究プロジェクト（MAPS）東京都立大学拠点において、2025年2月1日（土）・2日（日）に2024年度海域アジア・オセアニア研究（MAPS）全体会議「食・モノ・環境」が開催されました。
発表者および各題目は下記の通りです。

2月1日（土）

・野林厚志（国立民族学博物館・教授）

「救荒植物食文化――ヒトの環境適応戦略」

・師田史子（京都大学大学院・助教）

「モノ化する鶏、鶏を食して弔う人間：フィリピンの闘鶏にみる人間－鶏の両義的関係」

・明星つきこ（日本学術振興会特別研究員／東洋大学）

　「船大工道具からみる南スラウェシの森と海」

・ピーター・マシウス（国立民族学博物館・名誉教授）

　“Food from the Bowels of the Earth: Taro, Fish and other Ingredients in Bangladesh（「大地の恵み：バングラデシュのタロ、魚、その他の食材」）”

・竹川大介（北九州市立大学文学部・教授）

　「海に沈む村々ー海浜に居住するソロモン諸島海洋民ラウへの地球温暖化によるこの20年間の変化」

・小林誠（東京経済大学・准教授）

　「ココヤシを植えたあとで――フィジー・キオア島における土地の所有と利用」

・飯田晶子（東京大学大学院・特任講師）

「パラオにおける食と景観：グローバル化とローカル化の交差」

・大西秀之（同志社女子大学・教授）

「土地にまつわる記憶：奄美群島の儀礼をめぐる景観史」

2月2日（日）ラウンドテーブル「いま海域アジア・オセアニア研究をいかに捉えるか？」

司会：河合洋尚（東京都立大学）

パネリスト：河合洋尚（東京都立大学）、小野林太郎（国立民族学博物館）、古澤拓郎（京都大学）、長津一史（東洋大学）

2日目のラウンドテーブルの内容については、別途Webページ上でお知らせいたします。

主催：大学共同利用機関法人人間文化研究機構（NIHU）グローバル地域研究プログラム海域アジア・オセアニア研究プロジェクト（Maritime Asian and Pacific Studies：MAPS）

共催： 東京都立大学社会人類学教室

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